それって愛着障害かも！？メンヘラとの違いも解説

恋愛で不安になりすぎる。ちょっとLINEの返信が遅いだけで不安になる。相手のことが好きすぎて、逆に苦しくなる。もしかして私って愛着障害？メンヘラとの違いもあわせて解説していきます。

■愛着障害って何？

ざっくり言うと「人との関係の中で生まれる心のくせ」です。

特に子供の頃に親から十分な愛情や安心を得られなかった場合、大人になっても人との関係で不安になったり、距離の取り方がわからなくなったりします。

（例）

・相手に対して過剰に依存してしまう

・見捨てられるのが怖くて感情が爆発する

・逆に人と距離をとりすぎてしまう

上記のような特徴があると言われています

■愛着障害の種類

・不安型：見捨てられることを強く恐れ、常に他人の反応を気にしてしまうタイプ。過剰に依存したり束縛したりすることがある。

・回避型：他人との親密な関係を避け、感情を閉じ込めてしまうタイプ。距離を置くことが多く、自己主張を控えめにすることがある。

・混合型：不安と回避の両方を抱えているタイプ。相手に対して依存しすぎたり、反対に距離を置いたりすることが頻繁に起こる。

■愛着障害とメンヘラの違い

・愛着障害：主に幼少期の「親や養育者との関係」による影響が大きいです。信頼関係を築くのが苦手で、他者との関係に不安を感じやすい。

・メンヘラ：精神的な不安定さや感情的な波が強い人を指すことが多いですが、必ずしも幼少期の愛情不足が原因というわけではなく、他の精神的な問題やストレスが関与していることもあります。

愛着障害が必ずしもメンヘラだとは限らない。感情的に不安定になる原因や背景が違うからです。

■愛着障害を知ることで自分を理解する

愛着障害を理解することは、自分が抱える不安や苦しみの原因を知る手助けになります。幼少期に受けた影響が今の自分にどのように表れているかを振り返ることができれば、少しずつその不安を和らげるための対策を取ることができるようになります！

また、愛着障害に対しては心理療法やカウンセリングが効果的だとされています。自分の心を理解し、他者との関係を少しずつ気づいていくためにプロフェッショナルに相談するのも一つの方法です。

■まとめ

愛着障害を抱えていることは、決して自分を責めることではありません。私たちは過去の経験から影響を受けている自分を受け入れることが大切です。自分に優しく、少しずつ理解を深めながら、より良い人間関係を築いていけるよになると少し楽になるかもしれませんね。